ヘーベルVillage 外観

旭化成ホームズのシニア向けサービス付き賃貸住宅

ヘーベルビレッジ(へーベルVillage)
評判・費用・入居条件まとめ

ALSOKの24時間見守り・社会福祉士の月1回訪問。
GOOD DESIGN AWARD 2023年度受賞の上質な住まい。

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200棟以上 首都圏展開棟数
2,071戸+ 首都圏展開戸数
24h ALSOK見守り
2023 GOOD DESIGN受賞
住宅名 ヘーベルVillage(ヘーベルヴィレッジ/ヘーベルビレッジ)
運営会社 旭化成ホームズ株式会社
住宅の種別 シニア向け賃貸住宅(賃貸借契約のため高額な一時金は不要)
入居対象 概ね60才以上(年齢の上限なし・同居者の年齢は不問)
家賃の目安 月101,000円〜239,000円(SMISY掲載物件・2026年7月19日時点・賃料のみ)
毎月の支払い 賃料+共益費+サービス費(共益費・サービス費は物件ごとに異なる)
展開エリア・規模 東京・神奈川・埼玉・千葉に174棟2,210戸(2024年11月末時点)
SMISY掲載施設数 58施設(2026年9月21日時点・募集中の住戸がある施設の数)
公式サイト 旭化成ホームズ ヘーベルVillage公式

最終更新日:2026年9月27日(表と本文の数字をそろえました。各表に時点を記載しています)

ヘーベルビレッジ(ヘーベルVillage)の概要

  • ヘーベルヴィレッジ(ヘーベルVillage)は、旭化成ホームズが運営する自立したシニア向けの賃貸住宅です。介護施設ではなく、あくまで「賃貸の住まい」です。
  • 入居対象は概ね60才以上で、年齢の上限はありません。同居者の年齢は問わず、親子・兄弟姉妹での入居も可能です(旭化成ホームズ公式サイト「よくある質問」・2026年9月14日更新時点)。
  • 連帯保証人は不要です。保証会社を利用し、初期費用は月額賃料の50%、月々の費用は1,000円です(公式FAQ・2026年9月時点)。別途、身元引受人を3親等以内の親族から立てます。
  • 家賃の目安はエリアにより幅があり、SMISY掲載物件では月101,000円〜239,000円(2026年7月19日時点・賃料のみ)。毎月の支払いは、これに共益費とサービス費が加わった額です。
  • 介護が必要になっても、家族やヘルパーのサポートで安定した生活を継続できる場合は退去の必要はありません(公式FAQ)。
  • 注意点は、生活相談・見守り・駆け付けサービスの利用が必須であること(利用しない方は入居不可)と、賃貸借契約のため更新時の費用がかかることです。

こんなお悩みはありませんか?

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「老人ホームはまだ早いが、今の家は広すぎて管理が大変」——そんな「まだ元気だが将来が不安」という方に向けた住まいが、ヘーベルVillageです。


ヘーベルヴィレッジとは(基本情報・住宅の種別)

ヘーベルVillage 入居者の暮らし
旭化成ホームズ運営

「ヘーベルハウス」の技術力で建てた、自立シニアのための賃貸住宅

ヘーベルヴィレッジ(ヘーベルVillage)は、「ヘーベルハウス」で知られる大手ハウスメーカー・旭化成ホームズが運営する、概ね60才以上を対象としたシニア向け賃貸住宅です。公式サイトでは「『施設』ではなく、自宅より安心・安全で、健やかな暮らしを応援する『住まい』」と位置づけられています。介護を受けるために入る施設ではありません。

表記はヘーベルビレッジ、へーベルヴィレッジ、ヘーベルVillage、旭化成ヘーベルヴィレッジなどさまざまですが、公式の正式表記は「ヘーベルVillage」で、いずれも同じ住宅を指します。

ヘーベルヴィレッジの基本情報

住宅名 ヘーベルVillage(ヘーベルヴィレッジ/ヘーベルビレッジ)
運営会社 旭化成ホームズ株式会社
住宅の種別 シニア向け賃貸住宅(高齢者向け賃貸住宅)。賃貸借契約のため高額な一時金は不要
入居対象 概ね60才以上(年齢の上限なし・同居者の年齢は不問)
家賃の目安 月101,000円〜239,000円(SMISY掲載物件・2026年7月19日時点・賃料のみ)
毎月の支払い 賃料+共益費+サービス費(共益費・サービス費は物件ごとに異なる)
展開エリア・規模 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に174棟2,210戸(2024年11月末時点)
SMISY掲載施設数 58施設(2026年9月21日時点・募集中の住戸がある施設の数)

展開規模(首都圏4都県・174棟2,210戸)

旭化成ホームズは、2024年11月末時点で東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に174棟2,210戸を運営しています(旭化成ホームズ プレスリリース・2025年1月9日)。首都圏に集中しており、その他の地域には展開がありません。

2025年1月には東京都の「高齢者いきいき住宅先導事業」に選定され(同リリース)、住宅そのものはGOOD DESIGN AWARD 2023年度を受賞しています(公式サイト)。

入居者の平均年齢と要介護の割合(平均77歳・認定なし82%)

同リリースによると、入居者の平均年齢は77歳で、介護保険の認定を受けていない方が82%を占めます(2024年11月末時点)。入居者の8割以上は介護を必要としていない自立層で、「老人ホームの入居者像」とは大きく異なります。

2022年8月〜2023年1月に行われた入居者112名への追跡調査でも、平均年齢は79歳でした(同社プレスリリース・2023年3月20日)。平均で見ると70代後半、自立して暮らす方が中心の住まいです。

公式FAQも、入居の条件を「賃貸住宅で、安全に自立した生活ができること」と説明しています(2026年9月14日更新時点)。自分で暮らしを回している方が中心だと知っておくと、見学のイメージがつかみやすくなります。

サ高住・有料老人ホームとの制度上の違い

ヘーベルヴィレッジは、公式サイト上で「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」として案内されているわけではなく、シニア向けの賃貸住宅として説明されています。物件ごとの制度上の登録区分は個別に異なる可能性があるため、サ高住登録の有無が重要な方は契約前に各物件へ直接ご確認ください。

有料老人ホームとの違いについて、公式サイトは次のように説明しています。「賃貸借契約になりますので、高額な一時金等は不要です。常駐管理人はおらず、食堂もございませんので、ご自宅での生活と同様、自由にお暮らしいただけます」(公式FAQ・2026年9月14日更新時点)。常駐スタッフはおらず、食事の提供もありません。日常生活は自分で営むことが前提の住まいです。


入居条件(年齢・保証人・収入)と入居できないケース

ヘーベルヴィレッジの入居条件を、項目ごとに下の表で整理します。以下はいずれも旭化成ホームズ公式サイト「よくある質問」と「契約入居までの流れ」(いずれも2026年9月14日更新時点)に基づく内容です。

年齢 概ね60才以上が対象。年齢の上限はなし。同居者の年齢は問わない。親子・兄弟姉妹での入居も可能
健康状態 「賃貸住宅で、安全に自立した生活ができること」が条件。介護度だけでは判断しない(公式FAQ)。要支援・要介護の方は個別相談
連帯保証人 不要。保証会社を利用(初期費用:月額賃料の50%/月々:1,000円)
身元引受人 3親等以内の親族から立てる。いない場合は保証協会の利用も可能
サービス利用 生活相談サービスと警備会社の見守り・駆け付けサービスの利用は必須。利用しない方は入居不可
収入・審査 契約時に収入証明書の写しを提出(源泉徴収票・年金証書の写しで可)。申込後に入居審査があり、結果は1週間ほどで連絡。収入の基準額は公式サイトに記載なし

年齢の上限がない点が最大の特徴

「概ね60才以上を対象にしております。また、上限はございません」と公式FAQは明記しています(2026年9月14日更新時点)。高齢を理由に断られる住宅は少なくないため、80代・90代でも検討できる点は実務上の大きな利点です。「概ね」という表現のとおり60才前後の方も相談は可能とされますが、判断は物件ごとに異なるため、59才以下の方は事前にご確認ください。

連帯保証人がいなくても入居できる

連帯保証人は不要で、代わりに保証会社を利用します。費用は初期費用が月額賃料の50%、月々1,000円です(公式FAQ・2026年9月時点)。賃料15万円の物件なら初期費用は75,000円という計算になります。

ただし身元引受人は別途必要です。3親等以内の親族から立てるのが原則で、該当する親族がいない場合は保証協会を利用できるとされています。保証人・身元引受人の確保にお困りの場合は、身元保証サービスもあわせてご検討ください。

収入の条件と入居審査(申込から契約まで)

収入については、公式サイト「契約入居までの流れ」に契約時の提出書類として収入証明書の写しが挙がっています。源泉徴収票や年金証書の写しで構いません。年金収入だけの方も、この書類で審査に進めます。

いくら以上という基準額は公式サイトに載っていません。賃料は口座振替で、契約時には引き落とし口座の通帳と届出印も用意します(同ページ)。

申込時には、入居申込書と本人確認資料のほか、入居予定者全員のお薬手帳3ヶ月分の写しを出します。審査結果は1週間ほどで連絡があります(同ページ・2026年9月14日更新時点)。

入居できないケース(公式サイトに書かれている範囲)

公式サイトが「入居できない」と明記しているのは1つだけです。ほかは条件を満たすかどうかの個別判断になります。

ケース 公式サイトの扱い
見守り・駆け付け・生活相談サービスを利用しない 入居不可。「ご利用にならない方はご入居いただけません」(公式FAQ)
賃貸住宅で安全に自立した生活が難しい 入居の条件を満たさない。介護度だけでは判断せず、生活の状況で個別に見る(公式FAQ)
60才未満 対象は「概ね60才以上」。60才前後は相談できるが、物件ごとの判断
3親等以内の身元引受人がいない これだけでは断られない。保証協会の利用で代替できる(公式FAQ)
保証会社・入居審査に通らない 契約に進めない。審査は申込後1週間ほど(公式「契約入居までの流れ」)

※旭化成ホームズ公式サイト「よくある質問」「契約入居までの流れ」(2026年9月14日更新時点)に書かれている範囲で整理しています。持病や要介護度による可否は物件ごとの判断になるため、該当する方は申込前に相談してください。

要介護になった場合・退去条件

公式FAQは「ご家族やヘルパーなどのサポートで安定した生活を継続できる場合は退居の必要はありません」と回答しています(2026年9月14日更新時点)。訪問介護・訪問看護・訪問診療といった外部サービスを利用しながら住み続ける形になります。

いま担当しているケアマネジャーやヘルパーは、入居後も変えずに続けられます(公式FAQ)。要介護認定を受けている方は、この点も先に確かめておくと安心です。

一方で介護スタッフが常駐しているわけではありません。常時医療的なケアが必要な状態になった場合は、介護付有料老人ホームなどへの住み替えを検討することになります。明文化された退去条件は公式サイトに見当たりません。解約予告期間などは一般の賃貸借契約と同様のため、契約前に重要事項説明書でご確認ください。


費用・家賃(2026年7月時点)

費用は「①毎月の家賃・共益費・サービス費」「②入居時の初期費用」「③2年ごとの更新費用」の3つに分かれます。順に見ていきます。

SMISY掲載物件の実際の家賃(2026年7月19日時点)

公式サイトには物件別の家賃表がありません。以下はSMISYに実際に掲載されているヘーベルヴィレッジ物件の賃料です。エリアごとの相場感をつかむ材料としてご覧ください。

物件名 所在地 賃料(月額)
ヘーベルVillage下北沢 東京都世田谷区 239,000円
ヘーベルVillage ひばりが丘 東京都西東京市 189,000円
ヘーベルVillage羽田Ⅰ 東京都大田区 178,000円
ヘーベルVillage 豊玉南2丁目 東京都練馬区 159,000円
ヘーベルVillage新小岩 東京都江戸川区 149,000円
ヘーベルVillage 蕨 埼玉県蕨市 148,000円〜223,000円
ヘーベルVillage鶴見市場 神奈川県横浜市 140,000円
ヘーベルVillage横浜片倉 神奈川県横浜市 139,000円
ヘーベルVillage 相模原 神奈川県相模原市 134,000円
ヘーベルVillage西船橋駅前 千葉県船橋市 199,000円〜214,000円
ヘーベルVillage西千葉春日 千葉県千葉市中央区 163,000円〜181,000円
ヘーベルVillage松戸二十世紀が丘 千葉県松戸市 127,000円〜134,000円
ヘーベルVillage 千葉四街道 千葉県四街道市 101,000円

※SMISY掲載情報(2026年7月19日時点)。上記は賃料のみの金額で、共益費・サービス費・水道光熱費は含みません。同じ物件でも階数・間取り・向きで賃料は変わります。募集状況は日々変動するため、最新の空室と賃料は検索ページでご確認ください。

掲載物件の賃料は101,000円〜239,000円の範囲に分布しています。千葉県の郊外エリアが最も抑えられ、都心・城南エリアが最も高くなる傾向です。

月額費用(エリア別の賃料と毎月の支払い)

実際に毎月かかるのは、賃料に共益費とサービス費(見守り・生活相談)を加えた額です。上の表の賃料を都県別にまとめると次のとおりです。共益費とサービス費は物件ごとに違うため、見学や問い合わせの際に総額で確かめてください。

エリア 賃料の範囲(上の表の実額)+毎月の費用
東京都(掲載5物件) 149,000円〜239,000円+共益費・サービス費
神奈川県(掲載3物件) 134,000円〜140,000円+共益費・サービス費
埼玉県(掲載1物件) 148,000円〜223,000円+共益費・サービス費
千葉県(掲載4物件) 101,000円〜214,000円+共益費・サービス費

※賃料は上の表の実額です(SMISY掲載・2026年7月19日時点)。共益費・サービス費の金額は物件ごとに異なるため、表には入れていません。水道光熱費・選択サービス費も別にかかります。

公式サイトは月額利用料以外の費用について「光熱費や食費などご自宅での生活と同じとお考えください」と説明しています(公式FAQ・2026年9月14日更新時点)。食事は提供されないため、食費は自炊または外食・配食で別途かかります。

入居時(契約時)の費用

一般の賃貸住宅と同じく、敷金・礼金・仲介手数料が必要です。有料老人ホームのような入居一時金(数百万円〜数千万円)は不要で、ここが費用面の最大の利点です。

費用項目 金額の目安
敷金 賃料の2〜3ヶ月分(物件により異なる)
礼金 賃料の2ヶ月分(物件により異なる)
仲介手数料 賃料の1.1ヶ月分(税込)
保証会社費用 月額賃料の50%(初期費用)+月々1,000円
入居一時金 不要(賃貸借契約のため)

※保証会社費用は旭化成ホームズ公式FAQ(2026年9月14日更新時点)に基づきます。敷金・礼金・仲介手数料は一般的な賃貸借契約の水準で、公式サイトに一律の記載はありません。物件により異なるため、必ず個別にご確認ください。

賃料15万円の物件で試算すると、敷金2ヶ月30万円+礼金2ヶ月30万円+仲介手数料16.5万円+保証会社7.5万円で、初期費用はおよそ84万円となります。前家賃を含めるとさらに必要です。

更新時の費用(見落としやすい項目)

賃貸借契約であるため、2年ごとの契約更新時に更新料が発生します。口コミでも「更新料が高い」という指摘が繰り返し挙がる項目です。

更新料 新賃料の1ヶ月分程度(2年に1回)
賃料15万円なら2年ごとに約15万円。10年住むと更新は4回、累計60万円前後になります。長期の資金計画に必ず組み込んでください。
ハウスクリーニング代 退去時に別途必要(金額は契約内容による)

※更新料・ハウスクリーニング代の具体的な金額は旭化成ホームズ公式サイトに記載がありません。上記は入居者の口コミおよび一般的な賃貸借契約の慣行に基づく目安です。実際の金額は物件ごとの契約書・重要事項説明書で必ずご確認ください。

ヘーベルビレッジ外観
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評判・口コミ(良い点・気になる点)

ヘーベルヴィレッジの評判を、良い点・気になる点の両面から整理します。まずは一覧でご確認ください。

良い点 気になる点
干渉されず自分のペースで生活できる 2年ごとの更新料の負担が大きい
24時間の見守りがあり一人暮らしでも安心 都心の物件は家賃が高め
駅近で買い物・通院がしやすい 人気物件は満室で見学できないことがある
段差がなく室内が暖かい 食事の提供がなく自炊が前提
レクリエーションが強制でない 介護スタッフは常駐していない

良い評判(公式サイト掲載の入居者の声)

公式サイトの「ご入居者様の声」に載っている4名の声です。年齢・家族構成は公式サイトの表記のままです。

入居者の声

Cさん・72歳・単身(都内)

「誰にも監視されずに自分のペースで自由に生活できるのが気に入っています。何かあった時のサポートがあるので安心です」

入居者の声

Bさん・81歳・単身(都内)

「何かあってからだと大変なので、思い切って子供たちの近くに引越しました。変わらず自由な生活の中にも、緊急時の駆けつけなどの安心が備わっており、大変満足しています」

入居者の声

Fさん・63歳・夫婦(都内)

「駅やスーパーが遠く不便をしてました。ヘーベルvillageは生活に便利な場所に建ち、毎日の生活が便利になりました。お出かけするのも楽しみになりました」

入居者の声

Aさん・75歳・夫婦(都内)

「当初は初めての場所に不安もありましたが、娘たちがそばに居てくれるので何かと安心です。また、毎月来てくださる生活相談員さんに健康状況を相談して周辺の医療機関を教えていただくなど、安心して快適に暮らしています」

※引用元:ヘーベルVillage公式サイト「ご入居者様の声」(2026年9月14日更新時点)。共通しているのは「自由と安心の両立」への評価で、施設のような管理下ではなく自宅と同じ自由さを保ちながら見守りだけを足せる点が支持されています。

気になる点(費用・空き・食事と介護)

口コミサイトで繰り返し挙がるのは、費用と空きの2つです。どちらも賃貸借契約と首都圏の立地から来るもので、契約前に知っていれば備えられます。食事と介護の体制は、口コミではなく公式サイトの説明をもとに後ろで補足します。

「2年ごとの更新料が高い」

賃貸契約なので仕方ないんでしょうが、2年に一度の更新料が高いなあと思います。

出典:みんなの介護

賃貸借契約である以上、更新料は避けられません。新賃料の1ヶ月分(2年に1回)が目安で、月額の安さだけで比較すると想定外の出費になります。前掲の更新費用を必ず資金計画に含めてください。

「都心物件は料金が高め」

田舎の施設に比べたら料金はかなり高いと思う。ただ利便性を考えると、このくらいの金額は仕方ないのかなと思う。

出典:ケアスル介護

SMISY掲載物件でも、東京都世田谷区の239,000円に対し千葉県四街道市は101,000円と2倍以上の開きがあります(2026年7月19日時点・賃料のみ)。予算優先なら神奈川・埼玉・千葉の郊外まで範囲を広げると選択肢が増えます。

「人気物件は満室で見学できないことも」

満室のため部屋は見学できませんでした。交流会の雰囲気はよかったです。

出典:みんなの介護

首都圏で174棟2,210戸という規模に対し、空きが出る住戸はその時々で一部に限られます。SMISYで募集中の住戸があるのは58施設(168室)です(2026年9月21日時点)。満室の物件は空室待ちフォームか電話で申し込め、空き次第連絡をもらえます(公式FAQ・2026年9月14日更新時点)。希望エリアが決まっている場合は、先に空室待ちを入れておくのが現実的です。

食事の提供はなく、介護スタッフも常駐していません。公式サイトは「常駐管理人はおらず、食堂もございません」と説明しています(公式FAQ)。配食サービスは使えますが、別の契約と費用がかかります。調理が難しくなってきた方は、食事付きのサ高住や介護付有料老人ホームと比べてみてください。介護が必要になったときの住み方は、次の注意点②・③で取り上げます。


契約前に知っておきたい注意点

ヘーベルヴィレッジを検討する際、事前に理解しておくべき点を4つ挙げます。いずれも入居後の「思っていたのと違う」を防ぐための項目です。

注意点①:見守り・生活相談サービスは利用が必須

公式FAQは「生活相談サービスと警備会社の見守り、駆け付けサービスのご利用は必須になります。ご利用にならない方はご入居いただけません」と明記しています(2026年9月14日更新時点)。サービス費を外して家賃だけ払う、という契約はできません。「見守りは不要なので安くしてほしい」という希望は通らない前提で費用を見積もってください。

注意点②:介護スタッフは常駐していない

公式サイトは「常駐管理人はおらず」と説明しています。見守りはセンサーと警備会社の駆け付けによるもので、介護職員が館内にいるわけではありません。介護が必要になった場合は、外部の訪問介護事業者と個別に契約します。介護付有料老人ホームのように施設側が介護を提供する仕組みではない点が、根本的な違いです。

注意点③:住み続けられる範囲には限界がある

「家族やヘルパーのサポートで安定した生活を継続できる場合は退居の必要はない」というのが公式の回答です。逆に言えば、それが難しくなれば住み替えが必要になります。常時医療的ケアが必要な状態や、認知症が進行して単独での生活が困難になった場合は、次の住まいを検討することになります。「終の住処」として確定的に位置づけるのではなく、自立期から要支援期を過ごす住まいと考えるのが実態に即しています。

注意点④:展開エリアが首都圏に限られる

展開は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の4都県のみです(2024年11月末時点・174棟2,210戸)。それ以外の地域に住む親を呼び寄せる形での利用が中心になります。地元での住み替えを希望する場合は、他ブランドの高齢者向け住宅を検討することになります。


他の高齢者住宅との比較

ヘーベルヴィレッジが他の選択肢とどう違うかを、費用と自由度の観点で比較します。

項目 ヘーベルヴィレッジ 一般的なサ高住 介護付有料老人ホーム 一般賃貸マンション
月額費用の目安 賃料10.1〜23.9万円+共益費・サービス費 10〜30万円 20〜40万円 5〜20万円
入居一時金 不要 不要〜数十万円 0〜数千万円 不要
入居対象 概ね60才以上(自立) 60歳以上 要介護1以上が多い 制限なし
年齢の上限 なし なし なし 高齢を理由に断られる場合あり
24時間の見守り ○(センサー+警備会社) ○ ○ ✕
スタッフ常駐 ✕(常駐管理人なし) ○(日中が中心) ○ ✕
食事の提供 ✕(自炊・配食は別契約) △(施設による) ○ ✕
介護サービス △(外部事業者と個別契約) △(外部利用) ○(施設内で提供) ✕
自由度・プライバシー 高(自宅と同様) 高 中(施設ルールあり) 高
建物性能 高(耐火・耐震・制震) 普通 普通〜高 普通
要介護時の継続居住 △(外部サービスで一定範囲まで) △(程度による) ○ ✕

整理すると、ヘーベルヴィレッジは「一般賃貸マンションに見守りを足した住まい」に最も近い位置づけです。介護付有料老人ホームの代わりにはなりません。向いているのは「今は元気で自炊もできるが、一人暮らしの緊急時が不安」という方です。食事や介護のサポートを今すぐ必要としている方には、食事付きのサ高住や介護付有料老人ホームが向いています。賃貸でなく購入を考える方には、シニア向け分譲マンションという選択肢もあります。


特徴とサポート体制

ヘーベルヴィレッジは、健康長寿研究の専門家と共同開発した「健康長寿応援メソッド」を設計の基盤としています。公式サイトでは、東京都健康長寿医療センター研究所の大渕修一氏が監修者として紹介されています。「安心・安全」「活動と交流」「将来を見据えたサポート」という3本柱が、他のシニア向け賃貸との差別化ポイントです。

見守り・駆け付けサービス
特徴①

安心・安全と健やかな暮らしを支えるサポート体制

  • 見守り・駆け付けサービス:センサーが生活リズムの変化を検知し、緊急時には警備会社のガードマンが駆け付けます。緊急ボタンによる手動通報も24時間対応です。
  • 看護師による電話健康相談:室内のコントローラーから、365日24時間いつでも健康相談ができます。
  • 生活相談サービス:社会福祉士などの相談員が毎月1回訪問し、「イキイキ応援シート」を使って健康維持・介護予防をサポートします。
  • 連携医療機関の紹介:地域の医療機関を紹介し、外来診療・訪問診療の両面で暮らしを支えます。

※警備会社との連携内容・担当会社名は物件により異なる場合があります。契約前に必ず個別にご確認ください。

外出と交流がしやすい住環境
特徴②

外出と交流がしやすい住環境

  • 駅から近く、スーパーや公園が周辺にある立地を選定。共用エレベーターとスロープを設置し、車いすを使うようになっても外出しやすい構造です。
  • 居室は1LDK〜2LDKを中心とし、寝室とリビングを分けられる広さを確保(間取り・広さは物件により異なります)。
  • コミュニティラウンジで茶話会などの交流機会を設けています。参加は強制ではありません。
  • 全室段差なし・浴室手すりなど、バリアフリー設計を標準装備しています。
  • 居室にはIHヒーター付のシニアキッチンがあり、自炊を続けやすい造りです。配食や宅食サービスの利用も案内しています。
1LDK居室
シニアキッチン
コミュニティラウンジ
将来も安心 先を見据えたサポート
特徴③

将来を見据えた選択サービス

必要になった時点で使えるサービスがあらかじめ用意されています。いずれも標準サービスではなく、利用時に別途契約と費用が発生します。

  • 家事代行サービス(掃除・洗濯・料理・買物)
  • 訪問介護・訪問看護サービス
  • 訪問診療サービス
  • 介護施設の情報提供サービス

入居後の
生活の変化

健康行動を維持・増加した入居者

97%

毎日外出する人の割合(+15pt)

58%

※旭化成ホームズが2022年8月〜2023年1月に入居者112名(平均年齢79歳)へ実施した追跡調査(プレスリリース・2023年3月20日)。1日2回調理する人も15ポイント増えて65%になりました。住み替えによって活動量が増える方向に働いたという結果です。


旭化成ならではの建物性能

「ヘーベルハウス」で培った旭化成グループ独自の建築技術が投入されている点は、他のシニア向け賃貸住宅にはない特徴です。高齢期の住まいで大きなリスクとなる火災・地震・冬場の温度差の3点が、建物側で手当てされています。

 

耐火性:ALCコンクリート「ヘーベル」

外壁・床・天井に採用。軽い・強い・燃えない・腐らないという4つの特長を持ち、過酷な耐火試験をクリアした素材です。

 

耐震性:重鉄・システムラーメン構造

高層ビルで採用されるラーメン構造をシステム化。大地震時にも高い安全性を発揮し、構造体の変形を最小限に抑えます。

 

制震性:SeiRReS(サイレス)

高性能オイルダンパーを搭載した制震システム。繰り返しの地震にも安定した制震効果を発揮し、揺れを大幅に低減します。

 

断熱・快適性:ヒートショック対策済み

高性能断熱材で室内温度差を抑制。浴室に暖房乾燥機を設置し、冬場のヒートショック対策にも配慮しています。

 

バリアフリー

室内の段差解消、浴室・玄関の手すり設置など、加齢に伴う身体変化に配慮した設計です。

※設備仕様は物件・竣工時期により異なります。個別物件の仕様は物件資料でご確認ください。


サービス一覧

標準サービス(月額費用に含む)

安否確認・見守り センサーによるライフリズム監視。異常検知時に警備会社が対応
緊急対応 24時間365日対応の緊急通報。緊急ボタンでガードマンが駆け付け
健康相談 看護師による電話健康相談(365日24時間・室内コントローラーから直通)
生活相談 社会福祉士等による月1回の定期訪問・家族への状況報告
医療機関紹介 連携医療機関の紹介(外来診療・訪問診療)
交流イベント 茶話会・交流会(半年に1回程度)。参加は任意

※このうち生活相談サービスと見守り・駆け付けサービスは利用が必須です(公式FAQ・2026年9月14日更新時点)。

選択サービス(別途契約・別途料金)

家事代行 掃除・洗濯・料理・買物など(外部事業者との直接契約)
訪問介護・訪問看護 日常生活の介助・医療的ケア(外部事業者との直接契約)
訪問診療 通院が困難になった際の在宅医療(連携医療機関の紹介あり)
施設紹介 状況に合った介護施設の情報提供

公式サイトは「選択サービスをご利用いただく場合は、別途事業者との契約及び費用が発生します」と説明しています(公式FAQ・2026年9月14日更新時点)。月額費用の目安には含まれない点にご注意ください。


物件一覧・空き状況(エリア別)

SMISYには2026年9月21日時点で、募集中の住戸があるヘーベルヴィレッジの施設が58施設掲載されています(募集中の住戸は168室)。都県別の施設数と、施設ページの例は次のとおりです。

都県 SMISY掲載施設数 主なエリア 施設ページの例
東京都 31施設 世田谷区・目黒区・大田区・練馬区・江戸川区・西東京市ほか ヘーベルVillage目黒東が丘/ヘーベルVillageひばりが丘/ヘーベルVillage新小岩
神奈川県 11施設 横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市ほか ヘーベルVillage横須賀うみかぜ公園
埼玉県 11施設 蕨市・さいたま市ほか ヘーベルVillage蕨/ヘーベルVillage武蔵浦和西口
千葉県 5施設 船橋市・松戸市・千葉市・四街道市ほか ヘーベルVillage西船橋駅前/ヘーベルVillage西千葉春日

※SMISY掲載情報(2026年9月21日時点)。施設数は募集中の住戸がある施設の数です。募集状況は日々変わるため、最新はリンク先でご確認ください。

東京都が31施設と最も多く、神奈川県と埼玉県が11施設ずつ続きます。千葉県は5施設と最も少ないため、千葉での住み替えを検討している方は早めの情報収集をおすすめします。


よくある質問

ヘーベルヴィレッジは何歳から入居できますか?
概ね60才以上が対象で、年齢の上限はありません(旭化成ホームズ公式FAQ・2026年9月14日更新時点)。同居者の年齢は問われず、親子や兄弟姉妹での入居も可能です。60才前後の方は個別相談となります。
ヘーベルヴィレッジの入居条件を教えてください。
概ね60才以上であること、自立した生活ができること、身元引受人を3親等以内の親族から立てることが主な条件です。連帯保証人は不要で、保証会社を利用します。加えて、生活相談サービスと見守り・駆け付けサービスの利用が必須条件となっています。
保証人がいなくても入居できますか?
連帯保証人は不要です。保証会社を利用し、初期費用は月額賃料の50%、月々1,000円がかかります(公式FAQ・2026年9月時点)。ただし身元引受人は必要で、3親等以内の親族がいない場合は保証協会の利用も可能とされています。身元保証にお困りの方は身元保証サービスもご検討ください。
ヘーベルヴィレッジの家賃・月額費用はいくらですか?
SMISY掲載物件の賃料は月101,000円〜239,000円です(2026年7月19日時点・賃料のみ)。毎月の支払いは、賃料に共益費とサービス費を足した額です。共益費とサービス費は物件ごとに違うため、総額は各物件でご確認ください。このほかに水道光熱費と食費が自宅と同様にかかります。
更新料はかかりますか?
賃貸借契約のため、2年ごとの更新時に更新料が発生します。新賃料の1ヶ月分程度が目安で、賃料15万円なら2年ごとに約15万円です。公式サイトに一律の記載はないため、実際の金額は契約書で必ずご確認ください。
入居一時金は必要ですか?
不要です。公式サイトは「賃貸借契約になりますので、高額な一時金等は不要です」と説明しています(公式FAQ・2026年9月14日更新時点)。有料老人ホームのように数百万円の一時金を用意する必要はなく、一般の賃貸住宅と同じ敷金・礼金で入居できます。
要介護になったら退去しなければなりませんか?
原則として退去の必要はありません。公式FAQは「ご家族やヘルパーなどのサポートで安定した生活を継続できる場合は退居の必要はありません」と回答しています。ただし介護スタッフは常駐しておらず、常時医療的ケアが必要な状態になった場合は住み替えの検討が必要です。
ヘーベルヴィレッジはサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)ですか?
公式サイトでは「シニア向け賃貸住宅」として案内されており、サ高住として明示されてはいません。一般的なサ高住との実務上の違いは、旭化成グループの建築性能(耐火・耐震・制震)が投入されている点と、常駐管理人や食堂がない点です。制度上の登録区分は物件ごとに異なる可能性があるため、個別にご確認ください。
ヘーベルヴィレッジはどこにありますか?空き状況の確認方法は?
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の4都県に174棟2,210戸を展開しています(2024年11月末時点・旭化成ホームズ発表)。首都圏以外の展開はありません。空き状況はSMISYの検索ページからエリア別に確認でき、2026年9月21日時点で募集中の住戸がある58施設が掲載されています。

運営会社情報

社名 旭化成ホームズ株式会社
所在地 〒101-8101 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
設立 昭和47年(1972年)11月
従業員数 11,956人(2024年3月末現在・連結)
事業内容 建築請負(戸建・集合住宅)、不動産関連、リフォーム、その他住宅周辺事業
主なブランド ヘーベルハウス、ヘーベルメゾン、ヘーベルVillage
公式サイト 旭化成ホームズ ヘーベルVillage

※本ページの費用・入居条件は、旭化成ホームズ公式サイト「よくある質問」「契約入居までの流れ」(2026年9月14日更新)および同社プレスリリース、SMISY掲載情報(家賃は2026年7月19日時点・掲載施設数は2026年9月21日時点)に基づいて作成しています。条件は物件・時期により変動するため、最終的な内容は各物件へ直接ご確認ください。

ヘーベルビレッジ外観
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